今週日曜札幌メインレースは芝2600mで行われる3歳以上のハンデオープン「丹頂ステークス」が開催。非根幹の超長距離かつ洋芝という特殊な条件で行われるレースで、この条件を得意とする馬が好走傾向にある印象。

このレースのリピーターといえるボスジラはそんな1頭。2020年は1着、2021年は2着、昨年は1着と相性抜群のレースで、今年騎乗する横山武史騎手も2020年の1着時のパートナーだけに乗り替わりも申し分ないといえるでしょう。

3年経ってはいますが昨年も勝利しており、コース適性、距離適性の高さは間違いなく、今年も叩き2戦目で迎えるだけに上位人気でも馬券検討からは欠かせない1頭といえそうです。

またトップハンデになる馬はどうしても馬券検討からは嫌われがちですが、57.5kgのトップハンデを背負うボスジラは3年連続連対中に加え出走順も4番目ということで除外の心配がないのも強味と馬券の軸に最適な1頭となりそうです。

過去5年の勝ち馬はいずれも5番人気以内ということもあり、大穴狙いは禁物といえそうですが、あえて穴を狙うなら前走で重賞を使って大敗を喫した馬となりそうです。2018年の勝ち馬リッジマンは前走目黒記念15着から巻き返し、2020年の2着馬パレリオは前走七夕賞10着、3着馬タイセイトレイルは前走目黒記念15着と重賞で敗れた後の好走が目立ちます。

今年の出走予定馬では4歳牝馬のビジン、今年の春の天皇賞にも出走しており、長距離重賞でおなじみでファンも多い7歳牝馬のメロディーレーンが該当となっており、このクラスなら穴馬として激走に期待してもいいところでしょう。