【初風ステークス予想2023】10頭立てで紛れは少ない?堅実決着傾向は継続か

今週土曜中山メインレースはダート1200mで行われる特別戦、3歳以上3勝クラスの初風ステークスが開催です。10頭立てと今年は少ない頭数で行われることになりましたが、貴重なダートスプリント戦ということで、ここから重賞戦線に浮上してくる馬も出てくる可能性は大。

2020年からのデータをみると、ハンデ戦で行われた2020年、2021年は1番人気馬がいずれも4着以下の圏外とハンデ戦らしい結果となっているものの、今年と同じ別定戦で行われた昨年2022年は1番人気アティード、2番人気メズメライザー、3番人気ファイアランスがそれぞれ人気通りの着順とかなり堅い決着となっており、今年も登録頭数が少ないだけに、上位人気馬は引き続き有力といえそうです。

ウラカワノキセキ、サザンエルフ、ドリームビリーバーなどがハナ争いを演じるかどうかが展開のカギを握りそうな今年の登録メンバーですが、中でも前走で出遅れてしまい先行できなかったものの追い込んで3着だったサザンエルフが、今回はどのような位置取りを選ぶのか注目です。

上位人気馬が総崩れするのは考えいにくいですが、先行激化を期待して狙ってみたいのは、3か月の休み明けかつ芝からダート変わりで挑むイスラボニータ産駒のアイヴォリードレスです。

今回は2勝クラス卒業のパートナーである横山武史騎手に手綱が戻るのも強味で、先行、追い込みともに結果を残している横山武史騎手に戻ったこともあり、展開問わず狙いやすい1頭です。

前走は函館のUHB杯を使っていますが、今回は得意のダートかつ3勝を挙げている中山競馬場ということもあり、休み明けで少しでも人気が落ちるようなら馬券妙味もある1頭といえそうです。