今週土曜阪神メインレースは芝2000mで行われるハンデオープン戦のケフェウスステークスが開催です。

10頭立てと寂しいメンバー構成となりましたが、2021年にこのレース2着となったアドマイヤビルゴが今年も参戦。阪神コースを得意としており前走のエプソムカップ13着で人気を落とすようであれば叩き3戦目、かつ乗りなれている武豊騎手に手綱が戻ることを考えると狙ってみたい1頭です。

登録頭数が少ないだけに大波乱は期待しにくいものの、追い込み脚質の馬に印が今年は多く集まりそうなこともあり人気がそこまであがってこないであろうディープインパクト産駒のアーティットに注目しました。

栗東・友道厩舎の管理する金子真人HDの所有馬で、今回は鮫島克駿騎手との新コンビで挑む予定となっています。

1勝クラス、2勝クラスと連勝し、3勝クラスは湾岸Sを3着と足踏みしたものの、格上挑戦で挑んだハンブルクカップで2番手追走から押しきって勝利しました。前走の目黒記念こそ10着敗退となっていますが、着差は勝ち馬から4馬身強と、着順から感じる印象ほどは離されておらず、オープンなら十分巻き返しが可能と思われます。

アーティットが先行争いをする上で気になる存在が上位人気の予想されるマテンロウスカイです。逃げることも多い馬ですが主戦が横山典弘騎手ということで控える可能性も十分に有り得る点がアーティットとしては難しいところかもしれませんが、先行勢が他には見当たらないため展開はアーティットに向く可能性が高そうです。