今年は日ごろから中央競馬を応援してくれている人たちのために感謝の気持ちを伝え、JRAのこれまでの歴史を振り返る日として、3連休の最終日の18日月曜日に設定されたのがJRAアニバーサリーステークスです。
ダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦で、フルゲート16頭での開催となりました。
圧倒的な人気となりそうなのが、3戦3勝と無敗で挑むヘニーヒューズ産駒の3歳馬セラフィックコールで、今回はミルコ・デムーロ騎手との新コンビで挑む予定となっています。
今年2月とデビューが遅くなったものの、2番手追走から8馬身差の圧勝で新馬戦勝利を飾ると、続く1勝クラスは4馬身差、2勝クラスはハナ差と着差は縮まったものの、無傷の4連勝でオープン入りなるか注目の一頭です。
近親にはヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスといった芝のG1馬の名もあり、血統面からはこのクラスも難なく突破できそうですが、マイナス材料としては520kgを超える大型馬の3か月強の休み明け初戦となることでしょう。
54kgの斤量も含め人気になりそうですが、休み明け初戦だからこそつけ入る隙があるのではないかと考えて狙ってみたいのがこのクラスで2着続きのアロゲート産駒のジャスパーグレイトです。
栗東・森厩舎所属で、今回も川田騎手で挑む予定となっており、川田騎手と森厩舎のタッグでは今年の小倉記念を制したエヒトがおり、相性もいいコンビといえそうです。
セラフィックコールと同じく休み明け初戦となりますが、阪神のダートコースは3戦2勝となっており、ここ2戦のダート2100mは若干距離が長いかもしれず、2勝クラス卒業と同じ舞台となるダート1800mに短縮となるのは好材料といえそうです。
2番人気想定だけに馬券妙味は薄いかもしれませんが、単勝に妙味はありそうですね。