今週日曜日中山最終レースに組まれている特別戦は、ダート1200mで行われる3歳以上3勝クラスの外房ステークスです。
2018年は該当のレースがなかったことから、別定戦で行われていた2019年から2021年と昨年の過去4年のデータをみてみると、前走に福島ダート1150mを使っていた馬、かつ先行力のある馬、もしくは前走で1番人気だった馬の相性がいいレースとなっています。
今年の登録馬では、前走で1番人気だった馬の登録がなく、福島ダート1150mからここに挑む予定の馬では、中山ダートは今回が初参戦となる8歳馬のナンヨープランタン、距離短縮で2勝クラスを突破したもののその後2戦でこのクラスでは結果が出ていない5歳馬のロードオブザチェコが該当します。
ナンヨープランタンは追い込み脚質ということもありトレンドからは狙いにくいですが、ロードオブザチェコは巻き返しがありそうな1頭です。
ストロングリターン産駒で浦和競馬からの移籍馬ですが、2勝クラスの袖ヶ浦特別では逃げて後続を5馬身突き放して勝利しており、素質の高さがうかがえます。
ここ2戦は道中でハナを切れない競馬が続いており結果が出ていませんが、登録馬を見渡しても生粋の逃げ馬がおらず、久々にハナを切れれば見せ場以上の内容も十分期待できそうですね。