今週火曜日に盛岡では今年新設の「ネクストスター盛岡」が開催されます。来年から距離短縮で短距離路線の頂点としてダート1400mで行われるJpn2の兵庫チャンピオンシップを目指す2歳戦として、各地に開設されたネクストスターの一戦です。1着賞金1000万円と2歳戦としては高額な設定で開催されるだけに、有力馬2歳馬が多数参戦する注目の一戦です。
1400mで行われる地元所属馬のみ出走可能なJRA認定競走となっており、新設レースのため過去のデータがありませんが、高額賞金のレースはハイレベルな馬がそろう傾向があるかもしれません。
先だって9月24日に行われたネクストスター金沢の結果を見ますと、デビュー戦を1.2倍で勝利し、続く石川テレビ杯も2.2倍の単勝オッズで勝利して無敗の2連勝中だったダノンレジェンド産駒のダヴァンティが制し、2着には3番人気のエムティイーグル、3着に2番人気のスペリオルパンサーが入っており、1・2・3番人気馬が上位3着までを独占しているだけに、穴馬の台頭は難しい印象もあります。
今年の登録馬8頭の中ではデビューから無敗の3連勝となっているゴールデンバローズ産駒のフジユージンが最有力といえそうです。デビューからコンビを組んでいる村上忍騎手が引続き騎乗予定となっており、デビューから2戦は逃げ切りでの勝利でしたが、前走は控える競馬で勝利できており、自在性のある脚質も魅力です。
その他の注目馬ではエイシンノクターンはグレーターロンドン産駒で、デビュー戦こそ3着だったものの続く2戦を逃げ切りで連勝しており、再度ハナを切れるようなら要警戒といえる1頭となりそうです。