来週月曜京都メインレースは京都大賞典が組まれていますが、その1つ前の10レースには3歳以上3勝クラスの特別戦の大山崎ステークスが行われます。京都盆地の南西端にある京都乙訓郡の町からレース名が取られており、桂川、宇治川、木津川が合流する地域となっており、名神高速道路や東海道新幹線が通っていることもあり、地名を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今年は14頭の少頭数。前走で岩田望来騎手が騎乗していたパラシュラーマは川田騎手、メイショウクリフトは富田騎手へ乗り替わりとなっており、いずれも前走の2勝クラスを勝ち上がっており、勢いも含めて上位人気想定となっています。
3勝クラスとなると昇級初戦で連勝はなかなか難しいこともあり、昇級初戦馬が人気になるようであればこのクラスでの経験、実績がある人気薄を狙ってみたいという観点から注目したいのは、イントゥミスチーフ産駒の〇外血統のジゲンです。
松山騎手が引続き騎乗予定となっており、ここ3戦は13着、8着、12着とこのクラスで精彩を欠いていますが、京都ダートコースはこれまで3戦して2勝、2着1回と文句なしの戦績となっており、中1週と詰めたローテでも4戦1勝とまずまずの内容となっており、追い込み脚質ということもあり展開次第の面もありますが、魅力的な1頭といえそうです。