暑すぎた異常気象の夏もようやく過ぎ、秋のG1戦線に突入してきた中央競馬。今週からは京都競馬が開催。3日間開催ですが、その最終日はG2「京都大賞典」が行われます。秋の古馬中長距離路線のG1戦線を狙う馬達の始動となる歴史あるレースの1つで、今年も14頭の出走馬が集結しました。
その中で注目しているのはヒンドゥタイムズです。4走前の小倉大賞典で7歳馬ながら重賞初制覇を果たした遅咲きの馬で、その後はG1・大阪杯を含めて3戦して16着、7着、7着と結果はでていません。3戦とも距離が2000mでしたが、大阪杯以外の7着だった2戦のレースを見ますと、両レースとも後方から追い上げての7着。少し距離が伸びていたら着順も良かっただろうというレースっぷりでしたので、今回の2400mはプラスになる可能性が高そうです。
さらに、しばらく改修工事をしていた京都競馬場が久々の秋開催実施。ヒンドゥタイムズは京都コースを2戦して1勝3着1回と相性がよく、まだ遅咲きの能力が開花していなかった3歳4歳の頃なので、3回目となる今回も力をつけているだけに重賞でも十分好走する下地があります。
加えて今回が3度目の騎乗となる団野騎手とは、これまでの2回とも重賞に騎乗し、G2・京都大賞典(阪神開催)で5番人気4着、G3・七夕賞で8番人気7着といずれのレースも人気より着順が上がってますので、コンビ相性も悪くありません。
ということで京都大賞典は京都競馬場と団野騎手ともに相性が良さそうなヒンドゥタイムズが、距離延長のプラスも加わって2回目の重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。