【太秦ステークス予想2023】関東馬鬼門のレース、コース実績からタイセイドレフォンに注目

今週土曜京都メインレースはダート1800mで行われる3歳以上オープンの太秦ステークスです。フルゲート16頭に登録12頭となっており、今年は登録全馬が出走可能となっています。

過去4年のデータをみると、1番人気・2番人気馬が3勝を挙げていますが、2着がなく、勝つか負けるかといったシンプルな結果となっています。

また伏兵をみると、今ではG1路線で活躍を見せているメイショウハリオが2021年には8番人気で3着、さらに2020年の2着馬ビックリシタナモー、昨年の3着馬のベルダーイメルはいずれも10番人気と、人気薄の台頭が多く見られるだけに今年も登録頭数こそ少なめですが波乱には十分警戒したいレースといえそうです。

世代別でみると4歳馬が3勝、5歳馬が1勝となっており、東西比較でみると関東馬が2着もなく厳しいレースです。今年は美浦・国枝厩舎のガンダルフは上位人気想定となっており、穴馬でも萱野厩舎のキタノリューオー、さらに斎藤誠厩舎のロードエクレール、人気薄の高木厩舎所属のディアセオリーとこのあたりは黄色信号といえるかもしれません。

データからは関西所属、かつ4歳馬か5歳馬を軸に据えるのがセオリーと言うことで、オープンクラスでは実績十分の栗東・西村厩舎の管理馬のタイセイドレフォンを連軸として注目したいと思います。

前走の平安ステークスに続いて今回も団野騎手が騎乗予定となっています。これまで重賞勝利こそないもののレパードステークス2着、みやこステークス5着といった重賞実績があり、京都のダートコースでは今年5月に行われたダート1800mの平城京ステークスを勝利しています。今回は同じコースで行われるだけにコース適性も含め、叩き2戦目のローテも含めて狙い目の一戦と言えそうですね。