今週から開幕する新潟競馬ですが、開幕初日の土曜メインレースに組まれているのは、新潟競馬場の名物レースといえる直千コースで行われる飛翼ステークスです。
過去5年のデータをみると2018年、2019年はハンデ戦だったため単純に参考にはしづらいですが、3番人気以内の馬の勝率が芳しく無く、1番人気馬が1勝、2・3番人気馬は連対率は高いものの0勝となっており、フルゲート必至の今年も上位人気馬から入るのは危険かもしれません。
また、世代別でみると5歳以上の馬が人気薄になると、昨年こそ3着に8番人気のフチサンメルチャンが入ったものの、3着以内に絡めないケースが多く、穴馬を狙うなら3、4歳馬から狙いたいレースとなっています。
3歳馬はダノンセシボン、ダンシングニードルと、いずれも出走かなえば上位人気が想定されるだけに、今年は4歳馬から穴馬を探してみたいところで、前走の驀進特別で3番人気8着に敗れたカジュフェイスは、同じ舞台で今回は大幅に人気を落としそうなだけに馬券妙味が高い1頭といえそうです。
また、芝で復活を狙っているダデルマシルフも狙い目となりそうな1頭。夏は北海道の1000mを3戦連続で使われ3着、4着、11着と善戦。4月には新潟芝1000mの邁進特別を使われており、ここでは6着に敗退。ただ、これは重馬場に苦戦しての敗戦。良馬場で開幕週の芝となる今回はパフォーマンスも上がってきそうです。安定して先行できる脚質は魅力で、ここは残してくる可能性は十分にありそうです。
メンバー的にも混戦ムードということで、人気薄の4歳馬には警戒しつつ馬券検討をしていきたいですね。