今週日曜東京メインレースは、ダート2100mで組まれている3歳以上オープンのリステッドレース「ブラジルカップ」です。非根幹距離かつハンデ戦ということもあり予想は難解ですが、貴重なダート中距離リステッドということで、集まるメンバーも中々のレベルです。
出走予定馬の中ではルージュバックの半弟でキングカメハメハ産駒の5歳牡馬のテンカハルが前走の日本テレビ盃でウシュバテソーロの2着に入っており、中央開催に戻っても結果が出せるのか注目です。
今回は津村騎手で挑む予定となっていますが、2戦連続で連対したのはデビュー戦と続く未勝利戦のみということもあり、好走後の反動も気になる取捨が難しい1頭といえそうです。
ダノンラスター、ディクテオンなど東京ダート2100mで良績がある馬たちが上位人気想定となっているだけに、大敗もありながらプロキオンステークス3着、シリウスステークス5着など、チャンピオンズカップにも参戦した経験がある、実績豊富な8歳馬のサクラアリュールは穴馬としては魅力ある1頭といえそうです。
前走のラジオ日本賞は休み明けかつ13番人気と伏兵扱いながら追い込んで5着に入っており、展開次第では再度の追い込みがハマる可能性があります。
今年の出走予定馬では前走で逃げて一変したラブリークイーン、ロードヴァレンチの2頭が出走を予定しており、先行争いが激化すれば出番は十分ありそうです。