今週日曜新潟メインレースは今年で4回目となる牝馬限定のリステッドレース、新潟牝馬ステークスが開催されます。舞台こそ異なるもののエリザベス女王杯と同じ芝2200mの距離設定で組まれており、過去の勝ち馬をみると2021年の勝ち馬マリアエレーナは後に牡馬相手にG1参戦など、まだ後のG1馬誕生とまでは行きませんが活躍馬の輩出もあるレースです。
今年は昨年の勝ち馬でレース史上初となる連覇が掛かる6歳馬のホウオウエミーズが吉田隼人騎手に乗り替わりで出走予定となっています。マーメイドステークス3着、七夕賞3着と、芝2000m重賞で結果を出しており今年は上位人気での参戦となりそうですが、馬券検討からは欠かせない1頭と言えるでしょう。
新星誕生で期待したいのは、フローラステークス勝ち馬サングレアルを母に持つエピファネイア産駒の4歳馬エピプランセスです。軌道に乗るのに時間が掛かりましたが、前走の三面川特別で牡馬相手に3勝クラスを勝利しており、本格化に注目の集まる中で、今回は斎藤新騎手との新コンビで挑む予定となっています。
昨年は8番人気のホウオウエミーズ、6番人気のホウオウイクセルで決まり波乱となりましたが、2020年、2021年といずれも3番人気以内の馬が3着までを独占しており、今年はどちらの傾向になるか読みにくいところです。
世代別でみると3歳、4歳勢の連対率が高いこともあり、上位人気想定で馬券妙味は薄いものの3歳馬で1勝クラス、2勝クラスと連勝の勢いで格上挑戦ながら挑むゴールドシップ産駒のフェアエールングは狙い目といえそうです。