今週土曜の新潟競馬メインレースは、芝2000mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦、魚沼ステークスです。今年は12頭の少頭数での開催。

過去のデータは2021年、2022年の2年分しかありませんが、2年連続で1番人気馬が勝利しているレースです。

今年はオッズが割れそうですが、前走着順が1，2着の馬が結果を残しており、今年の上位人気想定馬では前走のワールドオールスタージョッキーズでの3着から挑むハービンジャー産駒のエーデルブルーメにとってはうれしくないデータかもしれません。

前走で1着もしくは2着から挑む馬で1番人気馬になる馬がいれば積極的に狙いたいところで、今年の登録馬では現在2連勝中のスピルバーグ産駒バレエマスター、前走の佐渡ステークスで逃げて2着と、このクラスで連続2着に入っているモーリス産駒のルドヴィクスに注目です。

バレエマスターは未勝利クラスを卒業後、1勝クラスを勝利するまで5戦かかっていましたが、2勝クラスの昇級初戦となった前走の猪苗代特別では5番人気ながら連勝で2勝クラスを突破しました。2戦とも福島競馬場でのものだったこともあり、これまで2戦して連に絡めていない新潟競馬場で人気を背負うのは気になりますが、勢いは侮れないものがあります。

対してルドヴィクスは新潟競馬場の芝コースでの実績が良く、これまで6戦して【2-2-0-2】と連対率も高いだけに当日のオッズ次第ですが、絶好の狙い目といえそうです。

前走では逃げたものの、控える競馬でもこのクラスで連に絡む競馬ができており、今回はビキニボーイ、ヤマニンデファレがハナを主張しそうですが、新潟コース適性にプラスして、どの位置からでも競馬ができるのは魅力の1頭といえそうです。