【晩秋ステークス予想2023】グリューヴルム✕J.モレイラ騎手、連勝でオープン入りなるか?

今週土曜東京競馬はメインレースに出世レースとして名高い東京スポーツ杯2歳ステークスが組まれていますが、その1つ前の10レースにはダート2100mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、晩秋ステークスが組まれています。フルゲートでの開催に加えて非根幹距離かつハンデ戦と、馬券検討が難しいレースといえそうです。

過去5年のデータをみると、今年と条件が同じハンデ戦だったのは2019年、2022年のみにはなりますが、直線が長い東京競馬場のイメージと異なり、中団から競馬している馬の苦戦が続いています。

脚質では逃げ、先行馬が好成績を挙げており、昇級初戦馬の活躍が目立つレースとなっています。

今年の登録馬ではジャスティファイ産駒の3歳馬のオーサムリザルト、キズナ産駒の4歳馬のグリューヴルムが勢い、脚質から注目と言えそうです。

前走で東京ダート2100mで2勝クラスを勝利しているグリューヴルムはモレイラ騎手を確保して挑む予定となっており、勝負気配が漂います。2020年に勝利したヒロイックテールもグリューヴルムと同じ昇仙峡特別勝利からの参戦と、ローテーションも申し分ありません。

上位人気想定にはなっていますが、ここ3年は1番人気馬が3着以内を確保しているだけに、極端な穴狙いは禁物といえそうです。