今週日曜東京メインレースは、ダート1400mで行われる3歳以上オープンの別定戦、霜月ステークスです。特別登録20頭が集まり、当日もフルゲート16頭での開催が予定されています。
過去5年のデータをみると、2020年、2021年とこのレースを連覇しているヘリオス、また昨年の勝ち馬ドライスタウトともにダート重賞で上位人気を背負う活躍を見せており、今年の勝ち馬の行方にも注目したいレースとなっています。
2018年から2021年はハンデ戦だったため参考程度にはなりますが、過去5年のレース傾向をみると、後方待機組の末脚不発が目立つレースとなっており、追い込み脚質の馬は上位人気でも疑ってかかるほうがよいかもしれません。
今年の登録馬では3勝クラス、ハンデ戦のオープンレースのNST賞を連勝し、前走のペルセウスステークスでは出遅れて9着敗退となっているアルファマムは、最後方に近い位置から競馬してきている馬だけに、危険な人気馬となるかもしれません。
またハンデ戦だった頃も含めて過去4年は1番人気馬が連を外しておらず、今年の出走予定馬では皐月賞、ダービーにも参戦し、秋の復帰初戦でギルデッドミラーを抑えてダート初勝利を挙げたデシエルト、マーカンド騎手を確保して臨む安定感抜群のパラレルヴィジョンあたりは1番人気を争うことが予想され、当日の単勝オッズに注目して取捨選択したいところですね。