ジャパンカップが終わり、今週からは中山競馬場に舞台が移る関東開催ですが、日曜は中京でチャンピオンズカップが行われ、裏開催の中でメインレースに組まれているのが芝1200m戦のラピスラズリステークスです。
フルゲート16頭に対し出走11頭と寂しいメンバー構成となりましたが、過去5年の出走馬をみると2018年の2着馬には後に高松宮記念を制したモズスーパーフレア、2019年の勝ち馬にはナックビーナスな
ど、短距離重賞、さらにG1でも勝ち負けを演じてきた馬たちの名もあり、連に絡んだ馬の今後には注目したいレースとなっています。
過去5年のデータでは中山競馬開幕週らしく逃げ馬の戦績がよく、今年の出走予定馬では3勝クラスの佐世保ステークス、さらに勢いに乗ってオパールステークスを逃げ切りで制している栗東・武幸四郎厩舎所属の6歳牝馬メイショウゲンセンが出走を予定しており、56kgで出走できるのも強味で、今回も勝ち負け必至といえそうです。
また人気別でみると2番人気馬、3番人気馬は過去5年勝利がないものの1番人気馬は2勝しており連対率も60%と高いだけに、メイショウゲンセンが1番人気になるようなら展開面含め逆らえないレースとなりそうです。
上位人気馬ではオルフェーヴル産駒の5歳牡馬カンティーユも逃げで結果を残しておりメイショウゲンセンとのハナ争いも含め注目となっていますが、4か月前後の休み明けはこれまでないローテとなっており、中山競馬場の芝コースはこれまで【1-0-1-0】と安定感はあるものの懸念材料といえそうです。