今週日曜中山10レースはダート1800mで行われるリステッドレースの師走ステークスが開催されます。3歳以上オープンのハンデ戦として組まれており、フルゲート16頭に対して14頭での開催予定となりました。
過去5年のデータをみると逃げ馬は勝ち星を挙げられていないものの、先行馬が3勝、差し馬が1勝、追い込み馬が1勝と、傾向が読みにくいレースとなっています。加えて今年の登録馬は逃げ馬不在で先行馬も少なく、特に展開が読みにくい年といえるかもしれません。
ローテーションでは前走ラジオ日本賞を使われた馬が同舞台ということもあってか連対率50%を誇る【1-2-0-3】と好成績を挙げており、今年はオープン入り後は3戦連続2着と惜しい競馬が続いているダノンレジェンド産駒の4歳牡馬ベストリーガード、オープンクラスではまだ結果が出ていないものの、中山ダートコースで4勝を挙げているアメリカンペイトリオット産駒の4歳牡馬パワーブローキングが該当します。
世代別では3歳馬が【2-1-0-3】と勝率、連対率とも高い数字で、今年はモーリス産駒のゼットリアンのみが出走予定となりますが、松山騎手とのコンビで連勝が続いてきた中で三浦騎手への乗り替わりが鍵となりそうです。
三浦騎手自身は昨年このレースを7番人気のキタノヴィジョンで制しており好相性のレースとも言えるため、三浦騎手の連覇達成なるかも含めてゼットリアントのコンビに注目です。