今週土曜中山メインレースは、日曜日の有馬記念と同じ舞台となる芝2500mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦、グレイトフルステークスが開催されます。
過去5年のデータをみると、好位で競馬できない追い込み馬には苦戦のレースとなっており、4コーナー7番手以降の馬はかろうじて1勝、2着1回となっているものの30頭が着外となっており、差すにせよある程度の位置取りは求められるレースとなっています。
今年の出走予定馬をみると、ディープインパクト産駒の良血ダノンレガーロ、前走で強気のジャパンカップ参戦となったウインエアフォルクは厳しい競馬を強いられる可能性があります。
ローテでみると前走で東京芝2400mを使っていた馬の相性がよく、ウインエアフォルクは該当となるだけに取捨が難しいところです。
上位人気が予想される馬では、父は芝短距離重賞で活躍していただけにこの距離適性は意外と思えるネロ産駒のニシノレヴナント、あと一歩が足りず、良馬場なら安定感がある走りを見せる7歳馬のヒシゲッコウは注目しておきたいところです。
ハンデ戦ながら1番人気馬が健闘しており過去5年では【2-2-0-1】と連対率が高いだけに、混戦模様で当日までオッズはわかりませんが、当日1番人気に推されている馬は馬券検討に絡めておいたほうがよさそうです。
騎手でみると戸崎騎手が2018年のルックトゥワイス1着、2021年のヴェローチェオロで1着、昨年のヴェローナシチーで1着と過去5年で2勝2着1回と相性がいいだけに、今年の騎乗予定馬のタイムオブライトは近走の成績からも人気薄が予想されるため出走かなえば狙ってみたいですね。