今週木曜阪神メインレースはダート1800mで行われる3歳以上のリステッドレース、ベテルギウスステークスが開かれます。

意外と思えるのが関西リーディング2位につけており今年はリバティアイランドでの牝馬3冠達成など存在感を見せつけていた川田騎手が、ホープフルステークスではなく阪神競馬場を選択した点で、1番人気想定のハピに騎乗予定となっています。

ハピの主戦を務める横山典弘騎手も同レースへ参戦しますが、同じく長く主戦を務めるレッドファーロに騎乗予定となっています。いずれも末脚が信条の馬ですが、ハピは素質は高く評価されているものの勝ちきれない競馬が続いているだけに、この乗り替わりがどう出るのか注目したいところです。

逃げて結果を出してきているペプチドナイルが斤量59kgとなっているだけに、展開が読みにくいところですが、ハピ、レッドファーロともに不発もある馬だけに、狙うなら人気薄の追い込み馬ということで、狙ってみたいのが関東から遠征しているホウオウ2頭です。

ホウオウルーレットは前々走の堺ステークスで11番手から豪脚を披露し、5番人気ながらクビ差で3勝クラスを制しており、阪神ダート適性が高い1頭です。前走のみやこステークスでも9番人気ながら6着とまずまずの内容となっており、京都から阪神に舞台がかわるのはこの馬にとって条件好転と言えるでしょう。

もう1頭のホウオウルパンは今年の総武ステークスでクビ差勝利後は精彩を欠いていますが、オープン勝利実績がすでにあり、かつ今回は叩き2戦目での中2週と詰めたローテですが【2-0-0-1】と高い勝率があるだけに、大穴で期待したい1頭ですね。