今年の中山競馬2日目となる7日の10レースに組まれているのが、ダート1800mで行われる4歳以上のオープンの別定戦ポルックスステークスです。
フルゲート16頭に登録21頭となっており、除外対象には前走の師走ステークスで1番人気ながら逃げて4着敗退となったダノンレジェンド産駒のベストリーガードが入っていましたが、無事出走が叶いました。
過去5年のデータでは昇級馬が人気を集めるものの【0-1-0-4】と結果が残せておらず、今年はルメール騎手を確保しているユニオンラグズ産駒のマル外血統アナンシエーション、エスポワールシチーの半弟でドレフォン産駒のテーオードレフォン、明け4歳で永野騎手とのコンビでオープン勝利を目指すスクリーンヒーロー産駒のナチュラルハイが危険な人気馬となりそうです。
脚質をみると後方待機勢には厳しいレースとなっており、ゲート次第になるものの出遅れ癖のあるブラックタイド産駒のブラックアーメット、前走の師走ステークスでは7番人気と伏兵扱いながら豪快な末脚で勝利しているジョーカプチーノ産駒のキタノリューオーにとってはうれしくないデータとなっています。
人気でみると2番人気、3番人気馬が苦戦する中、ここ5年でパーフェクトといえる内容となっているのが1番人気馬で【4-1-0-0】の好成績を残しています。
後方待機一辺倒ではなく、かつ昇級初戦ではない馬の中から上位人気想定馬をみると、前走のカノープスステークスを勝利しており、オープンレース連勝を狙うサトノアラジン産駒のウェルカムニュース、前走の師走ステークスではキタノリューオーの末脚に屈したものの2着に入ったマクフィ産駒のヴァルツァーシャルあたりがベストリーガードを抑えて1番人気になるようだと、積極的に狙ってみたいところです。