今週から開幕の小倉競馬で日曜メインレースに組まれているのは、ダート1700mで行われる4歳以上オープンの門司ステークスです。
過去3年のデータをみると、人気馬に不安があるレースとなっており、3番人気馬が1勝を挙げているものの1番人気馬は【0-1-0-2】、2番人気馬は【0-0-2-1】と苦戦しており、今年もトレンドが続くのか注目です。
長期休養明けになるものの3戦3勝、祖母のラビッドオレンジは交流重賞のTCK女王盃勝ち馬という血統背景を持つパイロ産駒のデリカダは和田騎手が主戦を務めていましたが3場開催ということもあり、今回は富田騎手とのコンビで挑む予定となっています。
デリカダにとってさらに鬼門といえるのが、牝馬が苦戦するレースとなっておりこれまで【0-0-0-5】と過去3年のデータでは3着以内が一回もなく、小倉競馬場初参戦、かつ3歳の伏龍ステークス勝利以来約1年10ヶ月ぶりの競馬という点からも今回は試運転という要素が強いかもしれません。
また明け4歳馬も【0-0-1-7】と連に絡めておらず、今年の出走予定馬ではショーケーシング産駒のベースセッティング、シニスターミニスター産駒のスマートサニーが該当しており、いずれも上位人気想定だけに、今年も波乱含みとなりそうですね。