今週土曜東京メインレースは聞きなれないレース名となっている「ジャパンカップ2023年ロンジンワールドベストレース受賞記念」が開催されます。
今月23日にイギリスで行われた2023ロンジンレーシングアワードセレモニーで、昨年のジャパンカップが2023年に行われたレースの中で最もレースレーティングの高いワールドベストレースとして表彰されたことを受け、芝2400mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦である早春ステークスのレース名を変更して開催されることとなりました。
同セレモニーでは日本調教馬として歴代1位となるレーティング135を獲得したのが、2023年のジャパンカップを制したイクイノックスで「2023年ワールドベストレースホース」を受賞しています。
そのイクイノックスの主戦を務めたルメール騎手は全姉にデニムアンドルビーがいるダノンギャラクシーに騎乗予定で、これまで4戦全てに騎乗して3勝2着1回と素晴らしい戦績を誇るコンビがオープンクラス勝ち上がりをかけて参戦してきます。
また、短期免許で来日中のキングスコート騎手は母にタッチングスピーチを持ち、東京芝コースで2戦2勝と好相性のルーラーシップ産駒のキングズレインに騎乗予定です。セントライト記念4番人気5着、ステイヤーズステークス1番人気5着と2戦連続で期待を裏切る内容になっていますが、得意の舞台で巻き返しを図れるか注目です。
更にAJCCでは外国人女性騎手として初のJRA平地重賞勝利を達成したキング騎手がキングカメハメハ産駒のシュトルーヴェに騎乗予定で、こちらも東京芝コースは2戦1勝2着1回と崩れていないだけに、今年は13頭と控えめな登録頭数ですが、外国人騎手騎乗馬に注目したいところですね。