15日木曜日に姫路競馬場では、右回りダート2000mで行われる第53回の白鷺賞が開催されます。1着賞金1000万円の交流重賞に今年は地元勢、および高知勢から魅力ある馬たちの参戦となりました。
地元勢では園田金杯でまさかの敗戦といえる内容だったラッキードリーム、ツムタイザンの2頭が雪辱を期す1戦となりそうです。
ラッキードリームはここまで28戦16勝と輝かしい戦績ですが、前走では単勝1.4倍の支持を受けながらもまさかの3着敗退となっており、4コーナー先頭の強気な戦法が後方勢にはいい標的となったのかもしれず、今回も上位人気想定だけに乗り方に工夫は必要かもしれません。
一方のツムタイザンはラッキードリームに先着したものの、勝ち馬のスマイルミーシャにはあと一歩及ばずの2着。続く前走の新春賞ではアラジンバローズの4着敗戦となっており、こちらも21戦11勝と園田の代表的な1頭で、昨年3月に姫路競馬場のダート2000mを勝利しており、距離延長に期待がかかります。
そして高知勢からは古豪グリードパルフェが高いレベルで安定感ある走りを見せており、2000m以上の距離適性からも遠征馬の中では最有力といえそうです。
園田の六甲杯も制した経験から遠征は苦にならず、兵庫の水は合っているとも言え、単勝に妙味がある1頭といえそうです。
その他では同じ高知所属で田中厩舎2頭出しとなるトランセンデンスには、吉原騎手が確保されており、騎手買いならこの馬から、というのも面白いかもしれません。