今週日曜阪神10レースに組まれているのは芝1400mで行われる4歳以上3勝クラスハンデ戦の戎橋ステークスです。フルゲート18頭に対して登録17頭ということで今年は全頭出走可能となりました。
開設が3年前と若く、2021年と2022年は10月に開催されていたため条件が3歳以上となっており、現在の条件で開催されているのが昨年のみということで過去のデータを参考にしづらいレースです。
今年の出走予定馬では先日の中山記念をマテンロウスカイで制した横山典弘騎手が引き続き騎乗するシユーニ産駒のスーサンアッシャーが最有力といえそうです。
阪神芝1600mの2勝クラスを突破して以降は苦戦が続いていましたが、距離短縮で臨んだ前走のカウントダウンステークスでは強烈な末脚で2着に入っており、これまでの全3勝を阪神競馬場で挙げているように相性のいい舞台で今年の初戦を迎えます。
同じような追い込み脚質では遠征となりますが、美浦・畠山吉宏厩舎所属のダノンバラード産駒ミシシッピテソーロも魅力ある1頭で、3歳時は紫苑ステークスから秋華賞に参戦しており、陣営の期待度の高さも伺えます。
結果的に紫苑ステークス、秋華賞は距離が長かったとも思えるだけに、連続好走していない点は気になるものの、スーサンアッシャー同様、前走でこのクラス2着から参戦できるのは魅力的です。
このクラス連続2着のレベレンシアも出走を予定していますが、芝1400mは2着が最高着順となっており、上位人気必至ではありますが、単勝ならスーサンアッシャー、ミシシッピテソーロに妙味がありそうですね。