水曜日に船橋競馬場で開催されるのが、Jpn2のダイオライト記念です。左回りのダートコースで2400mという、芝では主流ながらダートでは珍しい距離設定で行われるレースとなっており、過去にはアブクマポーロが1998年、1999年に連覇し、フリオーソが2008年、2009年に連覇を果たすなど、地方馬の台頭も目立つレースとなっています。
中央馬でも2011年スマートファルコン、2014年ニホンピロアワーズ、2015~2017年に3連覇のクリソライト、2018年ケイティブレイブ、2019年チュウワウィザード、2021年ダノンファラオと、JRAを代表するダート馬たちが勝利しているレースとなっており、中央馬、地方馬ともに地力のある馬たちが勝利しているレースです。
今年から川崎記念が4月、名古屋グランプリが5月と開催時期を大きく変えたこともあり、ここで結果を残した馬が今後どのようなローテーションを組むのかも興味深いレースとなっています。
今年の注目は無傷の5連勝で重賞制覇を果たしたものの、チャンピオンズカップでは大敗を喫してしまったセラフィックコールで、再び連勝街道に乗れるのかどうか、前走大敗のダメージがあるのかどうかも気になるところです。
勢いではキングカメハメハ産駒のディクテオンに分があり、現在は浦和記念、名古屋グランプリと地方交流重賞連勝からの参戦となります。
地方勢では今年で10歳になる古豪のアナザートゥルースが注目で、衰えを見せない走りは健在となっており、前走の名古屋グランプリも4着と崩れておらず、馬齢からも人気は上がってこないことが予想され、今回も穴馬で狙ってみたいところです。