今週日曜中京10レースはダート1400mで行われる3歳オープンの昇竜ステークスです。

過去5年の勝ち馬をみると、2020年にはダート短距離重賞で長く活躍してきたテイエムサウスダン、2022年には今年のサウジ遠征で見事昨年のリベンジを果たしたリメイクが勝利するなど、古馬になって大成する馬たちが勝利するケースもあるだけに、長い目で見て追いかけて損はない馬が勝利するレースとなっています。

データ面では1番人気馬と2番人気馬がそれぞれ2勝ずつに加え4番人気馬が1勝と、ほぼ前評判通りに上位人気馬が結果を残すレースとなっています。

今年の注目馬はゴドルフィン所有でダーレージャパン生産馬のパイロ産駒ナスティウェザーが前走の全日本2歳優駿4着以来の復帰戦となり注目が集まります。今回は主戦を務めてきた岩田望来騎手からルメール騎手へ乗り替わりで挑む予定となりました。

その他ダート重賞の常連となりつつあるテソーロ軍団からは、ベストウォーリア産駒のジョージテソーロが原騎手で参戦予定となっています。

デビューから騎乗しており、1番人気での落馬もあるなど波乱万丈と言える戦績となってはいますが、楽しみな1頭と言えるでしょう。

そのほかでは川田騎手を確保して挑むダイワメジャー産駒のフラムリンガムも前走の1勝クラスでは7馬身差の圧勝となっており、相手関係が一気に強化される今回は試金石の一戦となりそうです。