【大阪―ハンブルクC予想2024】伝統の長距離オープン、近年は“追い込み”がトレンドか?

今週土曜阪神10レースは、芝2600mで行われる4歳以上ハンデオープン戦「大阪―ハンブルクカップ」です。フルゲート18頭に登録15頭となっており、今年は登録全馬が出走可能となっています。

歴史の深い長距離オープンですが、2018年から2020年までの3年間は3勝クラスの短距離戦として開催されていたため、今年と同条件で開催されるようになった2021年以降の過去3年間のデータを参考にしたいと思います。

脚質を見ると有利不利の差は大きくないものの、4コーナー10番手以降に待機した追い込み勢が2勝3着1回と結果を出している点に注目したいです。

今年の主な出走予定馬で前走で4コーナー10番手以降で追走していた馬をみてみると、前走の八坂特別でハナ差の接戦を制したハーツクライ産駒のサスツルギ、阪神芝コースで2勝を挙げているシホノスペランツァ、G1にも参戦経験のあるグレーターロンドン産駒のナイトインロンドンや、今年で8歳になるダノンバラード産駒のナイママあたりが狙い目といえそうです。

特にナイトインロンドン、ナイママはここ数戦の着順が悪く、これまで阪神芝コースで結果が出ていないだけに、人気薄が予想されます。

穴馬の台頭もあるレースですが、二桁人気にもなると馬券には絡んできていないため極端な穴狙いは危険かもしれません。

また脚質面でも追い込み勢は優勢ですが、昨年は先行した2頭で決着しているように、過度な期待は禁物といったところで、当日の単勝オッズを見ながら馬券を組み立てていくことになりそうです。