今週から福島競馬が開幕となりますが、土曜福島メインレースに組まれているのはダート1700mで行われる4歳以上のハンデオープン戦「吾妻小富士S」です。
除外対象の中には小倉の宮崎ステークスの勝ち馬でその後低迷しているもののリステッドレースの師走ステークスで5着に入っているネオユニヴァース産駒のリキサントライ、平安ステークスやみやこステークスなど重賞参戦経験のあるメイショウカズサもおり、今年は出走するだけでも大変なレースとなりました。
2019年は該当のレースがなく、2021年は新潟ダート1800mでの開催だったこともあり、2020年、2022年、2023年の3年間のデータを参考にすると、1番人気馬と3番人気馬にとっては鬼門のレースとなっており、2着以内に入れていません。ただ2番人気馬は連対率が高く、1勝2着1回となっており、当日の単勝オッズは慎重に見極める必要がありそうです。
世代でみると4歳馬が出走した3頭全て馬券圏内に好走と安定感を示しており、今年はスクリーンヒーロー産駒のナチュラルハイ、ショーケーシング産駒のペースセッティングが該当とはなっています。いずれも上位人気想定だけに2番人気なら積極的に買いたいところです。
また所属でみると関東馬が苦戦しており、これまで勝てていません。先述の4歳馬2頭でいうと美浦・黒岩厩舎のナチュラルハイと栗東・安田厩舎のペースセッティングでは明暗を分ける結果になるかもしれませんね。