【センテニアル・パークS予想2024】アスコルティアーモvsジュリアバローズ、今年は2強で決着か?

今週日曜京都10レースは芝1800mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦センテニアル・パークステークスです。

京都競馬場の愛称であるセンテニアル・パークを冠した今年新設のレースで、センテニアルは英語で「100年の、100周年の」という意味を持ち、淀に競馬場が開設されて2025年で100周年を迎えることにちなんで名づけられました。

4歳牝馬のキタサンブラック産駒アスコルティアーモは新馬戦から前走までの6戦でいずれも3着以内と安定感ある走りを見せており、今回もこのメンバーの中なら安定して上位争いを演じてくれそうな気配。

今回が昇級初戦に加えて前走の2勝クラスは牝馬限定戦だったこともあり、相手関係は一気に厳しくなりそうですが、美浦からの唯一の遠征馬ということもあり管理する林厩舎としても勝算ありと見込んでの参戦といえそうです。

2走前の修学院S・3着、前走の元町S・2着から参戦するジュリアバローズも近走は安定感を見せています。

前走の元町Sは直線で3着馬がよれてくる不利を受けながらも僅差の2着と順位以上に強い競馬をしており、追い出しがスムーズなら勝ちもあったと思わせる内容でした。修学院Sで池添謙一騎手とコンビを組んでから連続3着・2着と好走しており、相性は良好。出遅れが多く今回も控える競馬を展開する可能性は高そうですが、しまいの脚は堅実で、最後は毎回しぶとい末脚で伸びてくれます。

修学院Sの内容を見る限り京都コースへの適性も問題はなく、距離も前走に引き続き得意の1800mならパフォーマンスは下がらないはず。前走のような不利を受けるようなことがなければ、今回も勝ち負けになる可能性は高い1頭です。

アスコルティアーモとジュリアバローズ、いずれも人気を集めることになりそうな馬なだけに、馬券の組み立てが重要となってきそうです。