日曜東京10レースに組まれているのは、ダート1400mで行われる4歳以上3勝クラスの鎌倉ステークスです。

毎年大物輩出とはいきませんが、2022年にはその後ダート界を牽引する存在にまで昇り詰めたレモンポップが優勝しており、今後レモンポップに続ける馬が誕生するか楽しみなレースとなっています。ハンデ戦として開催されていた2019年と2020年を含む過去5年のデータでは1番人気馬が強く、全4勝を挙げています。

2番人気馬は勝利こそないものの、2着1回・3着4回と複勝圏内に毎年入っています。反対に苦戦しているのが3番人気馬で、いずれも着外となっています。

配当を見ると堅い決着というよりはヒモが荒れるレースとなっているだけに、上位人気馬、特に1番人気馬と2番人気馬は馬券に欠かせないものの、穴馬の台頭は警戒する必要があります。

世代別でみると、6歳以上の馬は0勝となっており、4・5歳馬を中心に馬券を検討したいところですが、今年は上位人気に想定されているのが、バグダラス、プラチナジュビリー、マーブルマカロン、ロードフォンスといずれも4歳馬となっているだけに、軸馬選定が難しいところです。

騎手で狙うなら戸崎騎手となっており、2019年は4番人気グロワールシチーで3着、2022年はレモンポップで1着、昨年はウナギノボリで2着と、過去5年で3回馬券に絡んでおり、今年はマーブルマカロン騎乗予定となっているだけに、迷ったときは戸崎騎手から狙ってみてもよいかもしれません。