桜花賞は2番人気のステレンボッシュ、1番人気のアスコリピチェーノで決まり、昨年の阪神ジュヴェナイルフィリーズの1, 2着馬の強さが際立ったレースとなりましたが、距離が800m延びるオークスで逆転を目指す馬たちが参戦するのが、日曜東京メインレースに組まれている3歳牝馬リステッドレースのスイートピーステークスです。
1着馬にオークスへの優先出走権が与えられるレースとなっており、今年は15頭が出走。
過去5年の勝ち馬では2019年のカレンブーケドールが本番のオークスでは14番人気の伏兵扱いながら2着に入っており、2020年の勝ち馬デゼルはオークスは11着大敗となったものの、レーン騎手騎乗もあって2番人気と高い支持を受けていました。
ここ3年は目立った馬を輩出していませんが、今年のメンバーからカレンブーケドール、デゼルに続く期待馬が誕生するか注目です。
過去5年のデータでは勝ち馬は1番人気馬が2勝、2番人気馬が2勝と堅いレースとなっていますが、3番人気馬は3着に1回のみと苦戦しており、当日の単勝オッズは慎重に見る必要がありそうです。
また、前走初勝利を阪神競馬場で挙げた馬が2020年のデゼル、2021年のタガノパッションと2勝を挙げています。
今年はロードカナロア産駒のエマロアが該当となっているので、前述の通り人気が集まるようであれば特に注目したい一頭と言えそうです。
血統面では母の父にシンボリクリスエスをもつ馬の相性がよく、今年は人気薄想定となっていますがルーラーシップ産駒のクインズスピカが該当します。
未勝利脱出に5戦かかっており、前走の未勝利戦も小回りコースの小倉競馬場でのものだったため、格上挑戦、さらに初の左回りコースなど課題は多い1頭ですが、穴馬として推奨しておきたいですね。