今週土曜京都競馬のメインレースは芝1800mで行われる4歳以上のリステッドレース、都大路ステークスです。今年は登録12頭となっており、登録全馬が出走可能となっています。
中距離路線で期待される素質馬が揃った印象がありますが、中でも注目しているのが京都競馬場で勝ち鞍があるモーリス産駒のアルナシームです。
今年は京都金杯で2番人気11着大敗後は結果が残せていませんが、今回と同じ舞台のカシオペアステークスではピンハイに勝利しており、適性・能力いずれもここでは上位。近走は適性外のレースを使われている印象も受けるので、トップスピードをフルに活かせる直線の長い京都の1800mなら結果は出せるはず。近走の不振で人気が落ちるなら、むしろ狙い目でしょう。また、主戦の鮫島克駿騎手から前走では横山和生騎手へ乗り替わり、今回は横山典弘騎手とのコンビで挑む予定となっており、新味にも期待したいところです。
上がり馬ではスピルバーグ産駒のセオがここ5戦ですべて掲示板に入っている安定感から、今回も大崩れしないものと思われます。
岩田望来騎手が今回騎乗しますが、前走の3勝クラスは父の岩田康誠騎手で勝利しているだけに、父から受けたバトンでオープンレース勝利なるか、楽しみですね。