【六社ステークス2024予想】狙い目は東京巧者のワイドエンペラー

今週土曜東京10レースに組まれているのは、芝2400mで行われる4歳以上3勝クラスの六社ステークスです。今年は登録13頭全馬が出走可能となっています。

昨年の開催は10月でしたが、今年は施行時期を変更して5月開催となっており過去データを参照する際には留意が必要となっています。

先日行われた新潟大賞典では、レーベンスティールが海外遠征後の復帰初戦を迎えたものの11着大敗となっており、海外帰りの馬の調整の難しさを改めて感じさせられるレースとなりました。

今回はハーツクライ産駒のハーツコンチェルトがサウジ遠征から帰国後、国内での復帰初戦をここで迎えます。モレイラ騎手を確保していることから上位人気が予想されるだけに、取捨が難しい1頭といえそうです。

またハーツコンチェルトのほかにも、菊花賞8着でクラシック参戦経験のあるグレーターロンドン産駒のナイトインロンドンや、未勝利戦から5戦3勝でこのクラスは前走で2着に入っているコスモフリーゲン、川田騎手を確保して連勝を狙うエピファネイア産駒のマキシなど、4歳馬が人気の中心になりそうなメンバー構成となっています。

そんな中でも東京芝コースの安定感から軸馬として注目してみたいのがルーラーシップ産駒の6歳馬ワイドエンペラーです。

東京芝コースは【1-3-0-4】と勝ち味に遅いものの連対率が高く、前走ではブログノーシスが勝利した金鯱賞に格上挑戦で挑み6着と、強敵相手でも左回りコースなら十分やれる内容を残しています。

前走で騎乗したルーキーの高杉騎手が再度騎乗予定となっており、さらなる前進を期待さいたいところです。

またワイドエンペラーは昨年の甲斐路ステークスでは勝ち馬プラチナトレジャーにクビ差まで迫る2着に追い込んでおり、展開待ちの面はあるものの3勝クラスなら十分勝ち負けが狙えるだけに、4歳馬中心のオッズになりそうな今回は馬券妙味がある1頭といえそうです。