【ディープインパクトC予想2024】人気サイドの決着が頻発する条件、今年も穴馬には厳しいか

今週日曜東京競馬はメインレースに日本ダービー、最終レースに目黒記念と大きなレースが2連続で組まれていますが、ダービーの1つ前に組まれているのが、JRAウルトラプレミアムディープインパクトカップです。

JRA70周年「メモリアルヒーロー」ファン投票において、日本ダービーの歴代優勝馬の中から選ばれたディープインパクトの名を冠して行われる記念レースで、払戻額も大幅に増加されるJRAウルトラプレミアムの対象競走にもなっています。

同じ条件で行われていた薫風ステークスの過去5年間のデータを参考にすると、15番人気馬が3着に一度入ったことはあるものの、馬券に絡んだ残りの14頭はいずれも6番人気以内となっており、基本は上位人気馬中心に考えたいレースとなっています。

また、所属別でみると関西馬が1勝と、人気問わず苦戦している点には留意が必要そうです。

馬齢別では若いほど有利とわかりやすい傾向が出ており、上記データから今年の出走予定馬の中ではキズナ産駒のサルヴァトーレが狙い目です。美浦・和田郎厩舎の4歳牡馬で、キャリアの殆どをともにする菅原騎手が今回も手綱を握ります。

東京ダートコースも【2-1-1-1】と相性がいい舞台で、中2週でも【1-1-0-0】の連対率100%と、詰まったローテーションも問題なし。

半姉のベルカントは父サクラバクシンオーということでスプリント色が強かったですが、サルヴァトーレは芝・ダートともにマイルを中心に使われてきており、姉よりは長めの距離に適性が出ているようです。

前走は1番人気3着と人気を裏切ってしまったものの、今回は期待に応えてくれるのではないでしょうか。