【若狭湾特別2024予想】上積み見込める叩き3戦目、ティルドーンの激走期待

今週土曜京都競馬のメインレースには鳴尾記念が組まれていますが、その1つ前の10レースではダート1800mで行われる3歳以上2勝クラスの若狭湾特別が開催されます。

このクラスで2着の実績があり、卒業間近と思われるのが、愛宕特別・5着から参戦するティルドーンです。3走前の北國新聞杯・4着、2走前の六波羅特別・7着、愛宕特別・5着と近3戦は京都を使われています。2走前は半年の休み明けで粘りきれずの7着、前走はハナを切るも序盤で脚を使いすぎて垂れての5着と条件が整っていなかった印象。叩き3戦目でパフォーマンスも上がってくる可能性は高く、鞍上も【1-1-0-1】と相性の良い川田将雅騎手に手綱が戻る今回は期待度も上がってきそうです。

登録馬の中で唯一京都競馬場のダートコースで2勝を挙げているのが4歳牡馬のヒロノオオゾラで、今回は幸騎手とのコンビで挑む予定となっています。前走は休み明けかつ昇級初戦と、厳しいレースで伸び切れず7着に敗れていますが、中1週の詰まった間隔も苦にしておらず、狙いすました参戦ともいえそうです。

穴で狙うなら美浦からの遠征馬でしょう。来週から函館競馬も開幕し、3場開催で相手関係を見ながらレースを選べるようになる中で、あえて京都競馬に参戦するのは陣営に思惑がありそうで、7歳馬のエクストラノート、6歳馬のテンウォークライは穴馬で期待したいところです。

エクストラノートは昨年の鋸山特別で13番人気から2着に追い込んでおり、その後は掲示板に載れていませんが、こちらも中2週で【0-1-0-4】と連対実績もあるだけに、騎乗予定の水沼騎手の手綱さばきに注目です。

テンウォークライは休み明け3戦していずれも11着と苦しい内容が続いていますが、休養前はこのクラスで掲示板に3戦連続で載れており実力自体が足りていないわけではなさそうです。こちらも追い込み脚質で展開がハマらないと厳しいですが、永島まなみ騎手が前走に続いて騎乗予定となっており、楽しみな1頭といえそうです。