【下鴨S予想2024】前走同クラス好走馬が多数参戦するハイレベルな準オープン

今週日曜京都10レースに組まれているのは、芝2000mで行われる3歳以上3勝クラスの下鴨ステークスです。前走でこのクラス2着に入っている馬の参戦が多く、クラス卒業をかけたレベルの高い一戦が期待できそうです。

古川騎手と長くパートナーを組んでいる4歳牡馬のシェイクユアハートは、昨年10月に2勝クラスの清滝特別を勝利して以降、このクラスで崩れたのは1度のみと安定感を見せています。

続いて角田大河騎手とのコンビで挑む5歳牝馬のスミも、今年に入ってこのクラスで3着、3着、2着とあと一歩まで来ている1頭で、引き続き角田騎手が騎乗できる点と、中1週の詰まったローテも【1-0-1-1】と悪くない戦績が魅力です。

そして、関西馬ながら京都競馬場の芝コースは初参戦となるのが6歳牡馬のワイドエンペラーで、今年は格上挑戦の金鯱賞でも6着に入りました。このクラスは昨年10月の甲斐路特別でクビ差の2着、前走の六社ステークスもクビ差の2着と、前走2着馬の中では着差含め一番このクラス卒業が近い1頭といえるかもしれません。

最後に、昨年3月の春興S・2着以降長く低迷が続いていましたが、前走の美浦ステークスで3着に入った6歳牡馬のドゥラモンドも勢いを取り戻したことで注目の一頭で、現級で結果を出している馬が多い今回は堅い決着となりそうですが、あえて穴馬として狙いたいのが京都競馬場に舞台が変わって一変しそうな4歳牡馬コスモサガルマータです。

昨年はセントライト記念にも参戦し、陣営の期待も高い一頭で、続く大原ステークスで2着に入っているように3勝クラスでも勝ち負けできる能力の持ち主ですが、その後は安定せず二桁着順で大敗するケースもあるということで、相手関係の難しい今回は人気が落ちることが予想されます。

ただ、今回は大原ステークス以来となる京都競馬場参戦ということで、相性のいい舞台に戻ることで、妙味にも期待できる一頭と言えるかもしれません。