【クイーンC予想2016】歴史を覆せるか!メジャーエンブレムが超えなければならない高すぎる壁とは?

2月13日(土)東京競馬場で開催のクイーンカップにメジャーエンブレムが出走します。先行してそのままラクに抜け出して押し切った阪神JF、例年ならばこのレースには出てこないはずの2歳女王が早くも始動です。

「単勝何倍になるだろうか」「元返しにならないだろうか」と、メジャーエンブレムから購入するのが当たり前になりそうな空気ではありますが、そう簡単ではない高すぎる壁がそびえているのです。

アルテミスSでデンコウアンジュの大駆けにあい2着に敗れたこともあり、東京コースは不安ってこと?ではありません。当時とは馬も違うでしょうし、ルメール騎手も同じ轍は二度は踏まないように乗るとは思います。

では、先週のレッドアヴァンセみたいな大物が参戦を予定?というわけでもありません。他の有力どころは3月のチューリップ賞、フィリーズレビューあたりまで春休み。

では何が壁なのか。それは「関東馬で2歳女王になった馬が次のレースで勝利したことが、過去1度もない」ということ。過去にはアパパネ、メジロドーベルでさえも休み明け初戦で不覚を取りました。

どちらもクラシック制覇はできているので、むしろ休み明け初戦はガス抜き、くらいな気持ちが馬にとっても丁度良いのかもしれませんが、馬券を購入する側からするとそうは行きません。断然の一番人気がもうすでに予想できるだけに、大波乱の可能性があります。

お勧めはフェアリーSで掲示板に載っている組。勝ち馬よりも2~5着の微妙にがんばった馬が狙い目です。想定ではコパノマリーン、ダイワドレッサーが該当です。この2頭からメジャーエンブレム以外に流せばほとんどが万馬券。楽しみな週末になりそうですね!