今週土曜函館メインレースに組まれているのは、芝1200mで行われる3歳以上オープンの青函ステークスです。サマーシリーズはすでに始まっていますが、ここからサマースプリントシリーズへ食い込む馬が誕生するかも注目の一戦です。

過去2年のデータをみると、丹内騎手の騎乗馬が2年連続3着と好相性で、今年騎乗予定であるフランケル産駒の4歳牡馬レイベリングにも注目したいところです。昨年の羊ヶ丘特別を制しており洋芝適性の高さも期待できるため、今年は出走なら3着よりも上の着順も目指せそうなコンビです。

また、道営からはキンシャサノキセキ産駒の4歳牡馬ラビュリントスが出走を予定しています。これまで2勝を盛岡の芝コースであげており、母の父スペシャルウィークという血統面から芝適性も期待できそうです。ここ3戦はダートで二桁着順が続いており、新味を求めて芝での距離短縮に臨んできました。

他の4歳馬では昨年のNHKマイルカップで1番人気支持を受けていたカルロヴェローチェ、ビッグアーサー産駒で、今年の高松宮記念にも出走していたビッグシーザーが参戦を予定しており、フルゲート必至なだけに予想は難解なレースといえますが、馬券には4歳馬は絡めておいたほうがいいかもしれません。