今週日曜の函館メインレースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上オープンの巴賞です。今年はフルゲート16頭立てでの開催が予定されています。
過去5年のデータをみると、昨年こそ2番人気馬アラタ、1番人気馬ドーブネの堅い決着となったものの、2桁人気馬が勝ちきった例もあり、人気薄の台頭には警戒しておきたいレースといえそうです。
馬齢別では5歳馬、所属では関東馬がそれぞれ優勢になっているため、今年の出走予定馬から関東の5歳馬である3歳時には京成杯を制しているエイシンフラッシュ産駒のオニャンコポン、そしてまだオープンクラスでは結果が出ていないワールドエース産駒のサンストックトンの2頭に注目したいと思います。
オニャンコポンは今回は菱田騎手との新コンビで挑む予定となっており、洋芝は初参戦になるものの、前走のメイステークスで2着に入り復調の兆しがみえています。
サンストックトンは函館芝コースで1戦して2着1回、札幌芝コースで3戦して2勝2着1回と洋芝コースとの相性がよく、オープンクラスに入ってから初めての洋芝参戦ですが、昨年の3勝クラス卒業のパートナーだった横山武史騎手と久々のコンビということで、改めて期待が掛かる一戦ですね。