今週日曜函館メインレースに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上3勝クラスの五稜郭ステークスです。

古馬が中心のメンバー構成になりますが、注目は母にアドマイヤリードを持つモーリス産駒の3歳牡馬キャプテンシーです。登録馬中唯一の3歳馬で、新馬戦からジュニアカップを制するまでは連を外さない安定感でしたが、その後のニュージーランドトロフィー、NHKマイルカップは相手関係もあってかいずれも16着大敗となっています。

今回は自己条件かつ3歳馬ということもあり55kgの斤量で出走が可能で、1800mの距離は新馬戦2着以来となりますが、勝ち馬は後に札幌2歳ステークスで2着に入ったパワーホールだったこともあり、ここでは実績は上位といえそうです。

夏は牝馬の格言でいくと、4歳牝馬で母にコスモプラチナを持つリオンディーズ産駒のウインエーデルも、休み明け2戦を3着、1着と崩れず競馬ができており、今回は横山和生騎手に乗り替わりとなりますが、ここ2戦もデムーロ騎手、モレイラ騎手と乗り替わりで結果を残しているだけに問題はなさそうです。

主戦が継続騎乗する馬ではキズナ産駒の6歳牝馬エープラスは、前走で2勝クラス突破を果たしたパートナーである永野騎手が引き続き騎乗予定です。前走は今回と同じ函館芝1800mで、9番人気と伏兵扱いながら先行してクビ差制しました。前走があまり評価されず人気が上がってこないようなら今回も馬券妙味がありそうです。