今週日曜小倉10レースに組まれている特別戦は、芝1200mで行われる3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別です。

デビューから3戦連続1番人気と高い期待を受けていた栗東・西村厩舎の管理するウォーフロント産駒の4歳牡馬プロトポロスは、1年半の休み明けを昇級初戦、かつ58kgの斤量で挑む予定となっています。

現在調教師として活躍中の福永祐一騎手騎乗でデビュー戦を勝利し、続く小倉2歳ステークスでも1番人気支持を受けましたがロンドンブラン相手に4着敗退となりました。続く1勝クラスはイーガン騎手騎乗で4番手から抜けだし勝利し、飛躍が期待された中での長期離脱となっており、4歳馬ながら今回が4戦目となっています。

小倉2歳ステークスで敗退した舞台とはなりますが、相手関係は楽と思われ、長期休み明けでの試走とスタートダッシュの可能性も半々といったところですが、単勝に魅力がある一頭と言えるでしょう。

順調に使えている馬では、小倉競馬場の芝コースで1戦1勝で、前走このクラス2着で卒業のめどがついているサトノダイヤモンド産駒の4歳牝馬オックスリップが有力です。

西村騎手が引き続き騎乗できるのも魅力で、1勝クラスも小倉競馬場の芝1200mで勝利したこともあり、2か月の休み明けになりますが、十分勝ち負けが見込めそうです。

3歳馬から唯一の参戦となるグランプリボス産駒のモズトキキも53kgのハンデが魅力で、前走の葵ステークスは16着大敗となっていますが、小倉競馬場の芝コースは【1-2-0-0】と連を外しておらず、先日の北九州記念をピューロマジックで制した松山騎手が騎乗するのも魅力ですね。