札幌競馬の日曜メインは、芝1200mで行われる3歳以上オープンのハンデ戦「しらかばステークス」が開催。今年は11頭の少頭数での開催となる。
過去のデータでは2019年から2022年まではこの条件がUHB賞として行われていたこともあり、その4年間と昨年の5年間でみてみると、1番人気馬が2勝、2番人気馬が2勝と上位人気勢が強いレースとなっている。ただ、3番人気馬にとっては鬼門となっており、2着が最高となっていることもあり、混戦模様の今年は当日の単勝オッズを慎重に見極める必要がありそうだ。
2着馬をみても連対馬中9頭が5番人気以内と堅いレースとなっている。波乱を期待するなら3着馬となっており、過去5年のうち3回が二桁人気馬が台頭しているように、穴狙いなら3着馬に絞って狙うほうがよいかもしれない。
世代別でみると3歳馬が過去5年で7頭が出走していずれも着外と、古馬の壁に阻まれている。今年は上位人気想定のドレフォン産駒の3歳牝馬のマスクオールウィンが唯一の3歳馬での参戦となり、北村友一騎手で出走予定となっているが、危険な人気馬となるかもしれない。
相性がいいのが4歳馬、5歳馬で過去5年の勝ち馬はいずれも4歳、5歳となっている。6歳馬、7歳馬は勝ち星がなく2着までとなっており、函館巧者の6歳牡馬のゾンニッヒが武豊騎手で出走を予定しているが、札幌競馬場の芝コースは昨年のキーンランドカップで3番人気8着と敗れており、相手関係は当時よりは軽くなると思われるものの減点材料といえそうだ。