今週から開幕の新潟競馬は夏の酷暑への対策として昼休みを挟んで開催する2部制となったこともあり、これまで慣れ親しんだ通常の開催とはルーティンが異なってくるため注意が必要です。
新潟の名物レースとなっているアイビスサマーダッシュが今週の日曜メインレースに組まれていますが、11レースではなく7レースでの開催となっており、馬券の買い間違いに気をつけたいところです。
そして、土曜新潟の7レースメインに組まれているのは、芝1800mで行われる3歳以上オープンの関越ステークスです。
過去4開催のデータをみると外国人騎手が馬券に絡めておらず、デムーロ騎手が騎乗するハーツクライ産駒の7歳牡馬ハーランズハーツにとってはうれしくないデータといえそうです。
人気でみると1番人気馬から4番人気馬が各1勝で連対率も悪くないだけに堅いレースといえそうです。
3着まで広げてみると2021年の16番人気ソッサスプレイ、昨年の8番人気シュヴァリエローズがおり、穴で狙うなら3着馬といえそうです。
世代別では4歳馬、5歳馬が強いレースとなっており、高齢馬が勝てないレースとなっています。今年の出走予定馬では戸崎騎手を確保しているスクリーンヒーロー産駒の7歳セン馬フライライクバードは、休む前に白富士ステークス3着で人気となりそうですが、危険な人気馬となるかもしれません。
注目は今週から復帰するルメール騎手が騎乗するキタサンブラック産駒の4歳牝馬アスコルティアーモで、デビューから崩れない走りも含めて人気となりそうですが、牝馬は1勝しているもののほかはすべて着外と極端な結果となっているだけに、馬券の取捨も含め注目したい1頭といえそうです。