今週新潟土曜6レースに組まれているのは、ダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦の柳都ステークスです。過去5年のデータを参考にすると、逃げ馬1勝、先行馬4勝と、前目につけた馬の勝利が続いており、後方待機勢にはつらいレースとなっています。
人気別でみると1番人気馬が【3-0-1-1】と圧倒しており、逃げ・先行馬で1番人気支持となった馬は今年も期待できそうです。また2番人気馬も【1-2-0-2】と連対率が高く、先行力の高い上位人気は積極的に馬券検討には加えておきたいところです。
一方で鬼門となっているのが3番人気馬で、2着1回が最高となっており、オッズが割れるようであれば当日の単勝オッズの見極めが重要なレースとなっています。
今年のメンバーだと桃山S・2着から参戦するゴールドバランサーが人気を集めそうな先行馬ということで狙ってみたい1頭。4番手の好位から追走し、勝負所ではミスティックロアに抜け出されたものの、最内から迫って踏ん張っての2着と強い内容でした。勝ち馬のミスティックロアは続くオープンのスレイプニルSでも3着に好走しており、相手もそれなりにレベルは高かった一戦と言ってよいでしょう。ここは地力上位の1頭と見ます。
2019年、2020年は1番人気馬、2番人気馬でワンツーと堅すぎるといえる結果が続いていましたが、その後は14番人気馬が2年連続で連に絡むなど、1番人気馬、2番人気馬が堅調なものの穴馬の台頭には今年も注意しておきたいですね。