今週から開幕となる中京競馬ですが、土曜メインレースに組まれているのは芝2000mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、関ケ原ステークスです。

前走で掲示板に載ったのがモーリス産駒の5歳牝馬ラスマドレスのみというメンバー構成となっており、頭数は少ないながらどの馬が抜け出すのか難解なレースといえそうです。

中京実績がある馬から見ていくとルーラーシップ産駒の6歳牡馬ワイドエンペラーに注目が集まります。

前走の下鴨ステークスは4番人気で10着大敗となっているものの、このクラスで2着の実績もあり、強気に格上挑戦した金鯱賞でも6着に入るなど相手なりに走れる馬といえそうです。

中京芝コースは5戦して【1-1-0-3】となっており、追い込み、先行ともにこのクラスで2着の戦績があることから、今回は2か月半じっくり間隔を空けての参戦ということもあり、立て直しに期待です。

穴馬ではキタサンブラック産駒の5歳牡馬ブラックシールドが気になる存在で、このクラスは頭打ちとえいる二桁着順が目立つ馬ですが、中京芝コースでは4戦して【1-1-0-2】と連対率の高さは強調材料です。人気薄が予想されるだけに、ワイドエンペラーよりは馬券妙味もありそうです。