【レパードステークス2024予想】左回りで一変期待の穴馬、ハーバーライト✕小沢大仁騎手

新潟競馬の日曜7Rでは、3歳限定のダート重賞「レパードステークス」が開催。過去の上位馬たちを見ると、今もダート重賞路線で活躍している馬が多く、飛躍のきっかけとなるレースになっていることがわかる。今年も飛躍を目指した素質馬達が夏の新潟に集結した。

そんな中でとくに注目しているのは、ドレフォン産駒のハーバーライトだ。新馬戦では芝のレースで10着だったが、2戦目からダートに転向し連勝。すぐにオープン入りを果たし、ダート適性を発揮した。しかし、オープン入り後の2戦は6着、7着と結果が出ず、今回のレース前評判は低め。

それでもハーバーライトに期待したい理由は、今回が初の左回りレースであるという点。ハーバーライトの兄、アドマイヤルプスは左回りの東京競馬場が得意で、5勝2着4回のうち、3勝と2着4回を東京競馬場で挙げ、フェブラリーステークスでも5着の実績がある。アドマイヤルプスを兄に持つハーバーライトも、左回りでその適性を発揮して大変身する可能性はありそうだ。オープンでの2回の敗退も、直線ではバテずに差してきており、末脚は堅実。左回りの一押しがあるなら上位に食い込むことも十分可能だろう。

また、今回初めてコンビを組む小沢騎手も関西では思い切った競馬で穴ジョッキーとして知られており、
無欲の勝利も期待できる。7月の小倉開催では、単勝200倍超の馬を3着に持ってきており、8番人気の馬を3着、11番人気の馬を2着、そして11番人気の馬で特別戦を制するなど、穴を演出するレースを見せてくれている。レパードステークスでも、ハーバーライトとのコンビで穴を演出してくれるかもしれない。

ということで、レパードステークスでは、オープン2戦で力をつけたハーバーライトが、左回り得意の兄を持つ血統背景と初の左回りをきっかけに大変身し、思い切った騎乗が魅力の小沢騎手とのコンビで大変身してくれることに期待したい。