【報知杯大雪ハンデキャップ2024予想】上位人気が不振、狙い目の伏兵は?

札幌競馬の土曜メインは、ダート1700mで行われるハンデの3勝クラス「大雪ハンデキャップ」が開催です。

過去の勝ち馬をみると、2022年のブラッティーキッドは水口騎手とのコンビで中央復帰後3連勝を果たし、続くエルムステークスでは1番人気支持を受けるなど、まだオープン勝ちはないものの重賞戦線でも人気を背負う1頭にまで成長。

また、2020年の3着馬のソリストサンダーはその後南部杯・2着や武蔵野ステークス勝ちなどダートのマイル重賞でレベルの高い競馬をしており、現在も大井競馬場で現役続行中。思わぬ大物が出走しているケースもあり、今年の上位馬にも期待したいところです。

2019年は2勝クラスで行われ、2021年は開催なし。2020年、2022年、2023年の過去3回分のデータを見ると、1番人気が1勝、2番人気は複勝圏内には入るものの勝てておらず、3番人気馬は着外のみと上位人気馬が不振です。2桁人気馬の大駆けはないものの、伏兵の台頭には警戒しておきたいレースと言って良いでしょう。

所属別でみると関東馬が出走頭数が少ないものの健闘しており、今年はエリカサファイア、カンピオーネ、ゲットアップ、ストライクが該当。この中で3番人気よりも下の人気馬となりそうなのは、苫小牧特別・1着から参戦するゲットアップと、ポプラS・7着から巻き返しを狙うストライクの2頭。

とくにストライクは実績を考えると妙味たっぷりの伏兵となりそうで、狙い目の1頭として警戒しておきたいところです。