今週日曜札幌メインレースに組まれているのは、芝1200mで行われる3歳以上オープンのUHB賞です。
過去5年のデータをみると、3歳馬が一度も3着以内に入っておらず、今年はファルコンステークス勝ち馬のモーリス産駒ダノンマッキンリーが参戦を予定していますが、初めての洋芝、初めての1200mと初物尽くしの中で覆すのが困難なデータとなりそうです。
人気別でみると、1番・2番人気馬がともに2勝と、上位人気馬の戦績はまずまずといえます。穴を狙うなら3着馬で、昨年は10番人気のサトノアイ、一昨年も10番人気のサヴォワールエメ、2021年は16番人気のカイザーメランジェが入っており、二桁人気馬の台頭にも警戒しておきたいところです。
性別でみると分母は少ないですがセン馬が一度も3着以内に入れていないのは懸念点で、キーンランドカップ4着に入るなど、今年もオープン勝ちがある大野騎手騎乗のシュバルツカイザーと、イスラボニータ産駒のプルパレイが武豊騎手騎乗で出走予定となっており、人気を背負うようなら危険かもしれません。
その他には中央復帰後は芝1200mに特化したローテで崩れていないオルフェーブル産駒のカンティーユは今回も上位人気想定となっていますが、6歳馬が勝てていないレースだけに正念場といえそうです。
世代別では4歳馬、5歳馬で全5勝を上げており、1番人気、2番人気に支持される4歳、5歳馬は信頼度が高そうで、今年の出走メンバーではエイシンフェンサー、キミワクイーンに注目ですね。