北海道で3勝目をあげたレイエンダはダービー馬の弟という期待を背負い、菊花賞トライアル・セントライト記念へ向かう予定となりました。レイデオロの重圧を背負いつつ、その期待に十分応える形で3戦全勝のキャリアとなっており、果たして快進撃がどこまで続くのかも注目となります。
ディープインパクトを生んだウインドインハーヘアのファミリーライン、そして兄弟が続けて活躍ということで更に期待をかけられたデビューとなるのがソルドラードです。8月4日新潟5Rのメイクデビューへ、兄たちと同じく管理調教師は藤沢厩舎の、鞍上がC.ルメールというチームで挑みます。
母ラドラーダからはレイデオロ、レイエンダの他にもダイワメジャー産駒の長兄ティソーナがいますが、こちらも3歳時にOPマーガレットSを勝利しNHKマイルCまで駒を進めた実力馬。ソルドラードはレイデオロ、レイエンダの父キングカメハメハからロードカナロアへと変わり距離適性は短めにシフトする可能性はありそうですが、アーモンドアイの活躍を見る限り期待値は兄たちに劣るものではないでしょう。
追い切りに騎乗した杉原騎手によれば子供っぽいところも残しているけど、兄弟の中では一番コントロールが利き、体つきもしっかりしているとのこと。古馬相手に追走しても余力十分で併入し、期待馬のデビューへ向け名伯楽の態勢もばっちりといったところ。
新馬戦だけに相手関係は不透明ですが、血統背景から一番人気での出走は濃厚となるでしょう。馬名はスペイン語で「黄金の太陽」を意味するソルドラード。太陽のような輝かしさを願ってつけられた名に負けぬ活躍を見せることができるでしょうか。初戦からどんな競馬を見せてくれるのか、必見のレースです。