今週土曜中京10レースに組まれているのは、芝2200mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、ムーンライトハンデキャップです。フルゲート18頭に登録17頭となっており、今年は登録全馬が出走可能となっています。
昨年は阪神競馬場での開催だったため、2020年から2022年までの3年間のデータをみると、差し馬が全勝している中で追い込み馬は不振と、後ろ有利の傾向はあるものの極端な後方待機策は合わないレースとなっていそうです。
今年の登録馬では、グレーターロンドン産駒の4歳牡馬ナイトインロンドンは、先行策を取るケースもあるものの、前走で最後方から2着に入っており、乗り替わりとなる西村騎手の乗り方にも注目したいところです。
世代別でみると3歳馬が1戦1勝と、サンプル数は少ないながら抜群の相性を誇っており、今年は人気薄が予想される3歳牝馬のハーツクライ産駒ルシフェルが登録しています。昨年の萩ステークスでは牡馬相手に勝利を果たしており、毎日杯以来の競馬となりますが、馬券検討にはぜひ加えたい一頭です。
3歳馬に次いで相性がいいのが4歳馬で、前走で差して2着に入っているハーツクライ産駒の4歳牡馬シェイクユアハートは、同クラス8戦目を迎えもどかしい内容が続いている中で乗りなれている古川吉洋騎手に手綱が戻り、そろそろ卒業を迎えたいところでしょう。
人気別では1番人気馬が2勝、2番人気馬は1勝2着2回と安定感ある走りを見せている中で、3番人気馬はすべて馬券圏外となっており、当日の単勝オッズは慎重に見極めたいところです。